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ロコモティブシンドロームとは?

ダイエットサロン

ロコモティブとは

移動能力があることを意味する言葉で

ロコモティブシンドロームとは、

運動器の障害により、

基本的な運動能力が

低下している状態を指します。

筋肉・骨・関節・軟骨・椎間板のいずれか

もしくは複数に障害が起こると、

やがて

・バランス能力

・体力

・移動能力

などが衰え、立ったり歩いたりといった

日常生活の中で行う

簡単な動作が困難になります。

適切に対処しないと、

運動器機能はさらに低下していき、

最悪の場合は

寝たきり状態になるおそれもあります。

ロコモティブシンドロームの原因は、

運動器の疾患と加齢による

運動器機能不全の2種類です。

また、自覚のない病気が

原因となっている可能性も考えられます。

●筋力の低下

加齢による筋力の低下と筋肉の萎縮は、

特に下半身に現れやすく、

高齢者の転倒事故を招く

大きな原因となっています。

高齢者でなくても、運動不足によって

筋力が低下するケースもあります。

年齢に関係なく、

誰でもロコモティブシンドロームに

なり得るのです。

●バランス感覚の低下

バランス感覚を保つには、

・視覚

・三半規管

・筋力

という3要素の連携が重要です。

視覚が衰えると明るさ暗さを感じにくく

色や物の形がぼやけて

距離感をつかみづらくなります。

平衡感覚は

三半規管によって保たれていますが、

この働きが衰えると、

めまいやふらつきが

起こるようになります。

平衡感覚の低下を招くのは

加齢と運動不足、脳の障害です。

高齢者には老眼や白内障などで

視覚の低下が起こり、

三半規管も衰えてきます。

高齢者でなくても運動不足の人は

3要素の一つである

筋力が低下しているため、

視覚などに問題がなくても

体を支えて

バランスを取るのが難しくなります。

また、脳または脳につながる神経に

問題が起きている場合、

視覚からの情報をもとに発せられる

脳からの司令が体にうまく伝わらず、

思い通りに体を動かせなくなる

というケースもあります。

●骨・関節・筋肉にかかわる病気

骨や関節、筋肉の病気も、

ロコモティブシンドロームの原因です。

・骨粗鬆症(こつそしょうしょう)

ホルモンバランスが崩れて骨密度が低下し

骨がもろくなる病気です。

強度が低下した骨は、

くしゃみなどの小さな衝撃で

折れてしまいます。

・変形性膝関節症

膝の関節のクッションになっている

軟骨がすり減り、膝の骨に

関節炎や変形を生じる病気です。

痛みや可動域の制限が起きます。

・脊柱管狭窄症

首のあたりから腰まで、

いわゆる背骨を作っている

椎骨の中の空洞を脊柱管といい、

この中を通る神経が

圧迫されることによって、

足の痛みやしびれを起こします。

ロコモティブシンドロームの原因が

脳の障害や病気である場合、

いくら運動不足を解消しても

状態は改善されません。

自分で気付いていない病気の症状が

現れている可能性もあるため、

ロコモティブシンドロームの

兆候が見られたら

すみやかに医師の診察を受け、

早い段階で原因を

はっきりさせたほうが良いでしょう。

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