肌の乾燥をケアする方法として
スキンケアや生活習慣の見直しなど、
毎日の暮らしのなかでできる
対策について見ていきます。
◎保湿スキンケア
洗顔のしすぎは、
肌に過度な刺激を与えたり、
肌に必要な保湿成分
を失ったりすることにつながります。
洗顔は朝と夜の1日2回までに
しておくことがおすすめです。
洗うときは洗顔料をたっぷりと泡立てて
泡をクッションにしてやさしく行います。
すすぎは洗顔料が肌に残らないよう
すみずみまで洗い流してから、
清潔なタオルで水気を拭き取りましょう。
洗顔後は
肌が乾燥しやすくなっていますので、
すみやかに基礎化粧品で保湿ケアを行い
角層をみずみずしい状態に保ちましょう。
また、角層をすこやかに保つためには
角層そのものを育てて、
成熟した状態に保つことが必要です。
そのためには、
うるおい(水分)と皮脂(油分)の
バランスを整えることが大切です。
これらの機能に近い働きをする成分を
化粧品で補うことにより、
肌の保湿をキープすることができます。
保湿成分や、肌バリアの保護成分には
さまざまなものがあるので
自分の肌にあったものを
選ぶようにしましょう。
◎生活習慣を見直す
肌の乾燥対策には、
睡眠や栄養補給など
内側からのアプローチも重要です。
まずは質のよい睡眠で
成長ホルモンの分泌を促し、
肌のターンオーバーの
サイクルを整えましょう。
睡眠の質を上げるには、
眠り始めてから最初の3時間の間に
ぐっすりと眠ることが大切です。
ベッドに入る1~2時間前に
入浴を済ませて体を温め、
寝る頃にはほどよく
体温が下がるようにするとよいでしょう。
また、寝る1時間ほど前からは
飲食を控え、脳を覚醒させるような
テレビやスマホの視聴も
できるだけ避けましょう。
寝室の照明を落としておくのも、
自然な眠りに入るためのコツです。
食事面では、日ごろから
バランスのよい栄養を
過不足なく摂ることが大切です。
特に肌の材料となるタンパク質や、
すこやかな肌を作るのに役立つ
ビタミンAやビタミンB群、
抗酸化作用で肌細胞を守る
ビタミンCやビタミンE、
ターンオーバーに大きな役割を担う
亜鉛などを積極的に摂るようにしましょう。
◎紫外線対策
毎日の紫外線対策も重要です。
特に紫外線による刺激に敏感な人は、
日焼け止めや帽子、日傘などで
肌を守りましょう。
肌のバリア機能が低下しているときは、
肌への刺激が少ない
処方のものを選ぶことも大切です。
肌にムラなくぬれる
伸びのよいテクスチャーや、
石けん・ボディソープで
簡単に落とせるかどうかも
選ぶ基準とするとよいでしょう。
コメント